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JBL REFLECT MINI BTを入手 [音響機器]

Bluetooth対応のワイヤレスイヤホンのJBL REFLECT MINI BTを入手した。付属のイヤーパッドはSとMの2サイズ、さらに通常の形状とスポーツ用スタピライザ付きの2種がある。個人的にはスタピライザ付きはフィットせず、隙間からの低域漏れが顕著だったため、通常タイプのMサイズを適用するが、それでも意識して耳の奥に押し込まないと低域の不足を感じじてしまう。
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スペックは以下のとおり。

周波数特性:10Hz-22kHz
感度:96dB/mW
インピーダンス:16Ω
通信:Bluetooth 4.0(対応プロファイルA2DP、AVRCP、HFP、HSP)

早速、いつもの3曲で音質をチェック

Birdland
中高域がやや強めで、ホーン、パーカッション、シンセのSEの立ち上がりを強く感じる。

Elegant People
ホーン、シンバルの立ち上がりが強い。Rideの細かいフレーズも聞き取れる。バンド全体が前に出てきた感じ。

おかえり
ボーカルがよく聞こえ、サ行が強く感じる。3kHzあたりのブーストの影響か。ギター・ドラムなどのバックは音質、レベルとも平均的にまとまって聞こえる。リバーブの中高域が少し目立って聞こえる。

中高域の印象はエージングで変わるかもしれない。おそらくコーデックによるものと思われるが、軽くコンプがかかったようなところを3kHzあたりを少し上げてアタック感を上げているというように感じた。これにより、バックバンドが整って聞こえたり、ボーカルなどの立ち上がりがよく聞こえつつ、声(楽器)が途切れた後のリバーブが感じられる印象になると思われる。

iPhoneに接続すると、ヘッドホンマークと電池の使用状況がアイコンで現れた。
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1日使ってみたところで、1時間ほど連続聴取していると、時々音が途切れることがあった。
しかし、ワイヤレスの利点として、取り扱いのしやすさ、iPhoneを充電しながら音楽聴取も可能なのでとても便利。
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イヤホン、ゼンハイザーCX5.00iを聴いた [音響機器]

毎日使っていたCX300のイヤホンジャック部が切れてきて音が途切れるようになったので更新した。モデルチェンジしたゼンハイザーのCX5.00iである。ドライバの筐体が少し大きくなったか。また、ドライバ部分から出てくるケーブルの根元部分にしっかりした筐体がつき、全体的にしっかりとして大きくなった(写真左がCX300、右がCX5.00i)。
CX500i.jpg

重量も重くなったと思われ、歩行中や、電車・飛行機での移動中に寝ながら聞いたりするには少しストレスになることも予想される。以前の筐体が小ぶりでとても軽かったので比較すると気になってしまうかもしれない。一方、ケーブルは全体に太くなり、通話用のマイクが右側に来た。以前は左側だったが、どちらが良いのか??ドライバの開口部も大きくなったので、従来のイヤーパッドとの互換性はない。

周波数特性と音圧感度の比較は下記のとおり。これまでここに書いてきたモデルについても列挙する。

周波数帯域:
★CX5.00i 16〜22,000Hz
 CX400II 17〜22,000Hz
 CX300 18Hz〜21kHz
 ATH-CKS70 5Hz〜24kHz
 MDR-EX310SL 5Hz〜25kHz
音圧感度
★CX5.00i 118dB
 CX400II 114dB
 CX300 112dB
 ATH-CKS70 106dB
 MDR-EX310SL 105dB

ゼンハイザージャパンHPによれば、5.00iは、ゼンハイザーのカナル型イヤフォンの定番CXシリーズの高品質ハイエンドモデルとのこと。音圧感度がCX400と比べて4dB、CX300と比べて6dB上がっているが、聞いた感じ音量感の上昇感はなくiPhoneの音量も同じレベルで聴ける。いつもの絢香「おかえり」を聞くと、定位(音像の分離)はよい。特に、低音(バスドラ、スネア)がしまり、スネアは少し引っ込む。相対的にボーカル出てくる。高域伸びて聞こえ「さしすせそ」が少しきつくなる印象。そして、シンバル、ハイハットのバランスが若干大きく感じるが、このあたりは今後のエージングで多少変わるものと思われる。ギターソロの後のブリッジではストリングのボウイングによる摩擦音のような立ち上がりがより聞こえ、その後のラストのブリッジ部分のSEがより(立って)出てきた。こういったバッキングの細かい変化がよく聞こえる。次にJaco Pastorius Big Bandによる「Elegant People」(from Word of Mouth Revisited)では、ベースの細かいフレーズがよく聞こえる。ホーンのアンサンブルも個々の楽器が聞き取れる。ドラムのタム回しは、バランス(音量)を維持しつつ太鼓の音が立ってよく聞こえる。Weather Reportの「Bird Land」については、イントロのシンセベース、パーカッション、ハイハット、リムショット、ベースそれぞれが分離よく、はっきり聞こえる。特にパーカッションのタンバリンはバランスが少し上がったように思え、前に出てきてクリアに聞こえる。サックス、ベースにかかったリバーブが直接音にマスクされずにしっかり聞こえる。やはり、ドラムは全体的にしまって聞こえる。
全体的に大人しくまとまっている印象である。渇いた音というか...以前のCX300、CX400もバランスのとれたよい音だったが、より締まった印象である。ボーカルものもよいが、インストものがバランスよりよく聴けると思う。先に書いたとおり、高域の印象はエージングで多少変わると思われ、今後聞いてみてのお楽しみである。
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カナル型ヘッドホン SENNHEISER CX400IIで聴く(SONY MDR-EX310SL)との聞き比べ [音響機器]

先日、知人がカナル型ヘッドホンの購入を検討しているということで、一緒に見に行った。その後、自分も新しいものが欲しくなり、以前から好みだったSENHEISERのものの購入を思い立ち、CX400IIを購入した。色はTITANIUMである。なにしろCXシリーズは筐体が小さく、夜に布団の中で聞いていても耳のそばで負担にならないのが良い。3日ほどエージングした状態で、現在使用しているSONYのMDR-EX310SLとの聞き比べをしてみた。形式はいずれもダイナミック型で、インピーダンスは16Ωである。

これまで試聴して、このブログに書いたモデルも含めて、その他の仕様は以下のとおり。

周波数帯域:
★CX400II 17~22,000Hz
 CX300 18Hz~21kHz
 ATH-CKS70 5Hz~24kHz
 MDR-EX310SL 5Hz~25kHz
音圧感度
★CX400II 114dB
 CX300 112dB
 ATH-CKS70 106dB
 MDR-EX310SL 105dB

さて、これまでの試聴に比べてCX400IIとMDR-EX310SLの差は極めて小さい。いずれもバランスの良いフラットな周波数特性で、音の分離(定位)も良い。長時間聞き続けても疲れを感じない大人しい感じと言える。いつもの選曲でまず、Weather Reportの「Bird Land」から聞くと、CX400IIはMDR-EX310SLに比べて、高音のハイハット、低音のバスドラはしまっている。低音部分が若干補強された感じで、ベースが際立っていると感じた。タンバリンはやや音像が広がる感じだが定位はほとんど同じ。次に、絢香の「おかえり」を聞くと、CX400IIは声がやや硬くなって前に出た感じ。また、シンバルのバランスが大きくなる。スネアも若干ではあるが固く前に出た感じがする。ギターについても同様、若干ではあるが、固く表に出てくるように感じる。Jaco Pastorius Big Bandによる「Elegant People」(from Word of Mouth Revisited)では、タムタムの音に存在感がある。細かいタム回しがよくわかる。バスドラも含めて締まりがある太い音。ただ、この曲についてはライドの音は若干ひっこんで、レガートなどがわかりづらくなった。ベースは太く感じ、トランペットも太くなった。この曲に関しては、全体的にややこもった感じもするが、それぞれの楽器が立って聞こえる。それぞれの楽器が立って聞こえて、全体的に前に押し出して聞こえるのは、特性が良い上に音圧感度が高いからか。総括すると、普段、どちらかというとジャズ、フュージョンといったインストものを良く聞くので、そういった観点ではCX400IIは楽しく長く聞けて良いと思う。
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カナル型ヘッドホン SONY MDR-EX310SLで聴く [音響機器]

6月は予定がいろいろとあってブログの更新が滞ってしまった。6月中旬には韓国出張があった。その帰り、羽田に着いてカバンからヘッドホン(ATH-CKS70)を取り出したところ、見事に分解していた。飛行機に乗せたカバンの中で揺られて、重いもの(PCか?)の下敷きになってしまったものと思われる。そこで、急遽帰宅途上(川崎のビックカメラ)で新たなヘッドホンを購入した。いろいろ見てみたところ、これまで周囲から話は聞いていたものの、実際には使ってなかった、SONYの製品にすることにした。MDR-EX310SLである。価格はこれまでレビューしてきたゼンハイザーCX300や、オーディオテクニカATH-CKS70と若干異なるが、クラスとしては同じレベルであろう。NUDE EXモニターを採用し、遮音性を高め、低域のレスポンスを上げ、クリアな中高域を実現しているとのことである。仕様は、形式がいずれもダイナミック型、インピーダンスが16Ωだある。その他の仕様を比較すると、

周波数帯域:
 CX300 18Hz~21kHz
 ATH-CKS70 5Hz~24kHz
 MDR-EX310SL 5Hz~25kHz
音圧感度
 CX300 112dB
 ATH-CKS70 106dB
 MDR-EX310SL 105dB

といったところ。さて、MDR-EX310SLの第一印象はまず、特にそれまで使っていたATH-CKS70と比べると、音が大人しくなった。低域のブースト感がずいぶんと無くなって、全体的にも音圧が下がった。ATH-CKS70にあった、2つの空気室による低域の増加機能(ソリッドベースシステム)が無くなったこと、若干であるが、再生周波数帯域が上がって、音圧感度が下がったところが効いているのか。MDR-EX310SLについては、iPodのイコライザーを「Bass Booster」に設定してちょうどよいくらいである。以前のヘッドホン比較レビューで聞いた、Weather Reportの「Bird Land」の冒頭のベース音などはこの状態で十分聞こえて、しかも、定位はクリアである。音質、定位感はCX300に近く、良い印象である。絢香の「おかえり」を聞くと、クリアなバック演奏にボーカルがしっかり前に出て来て浮き上がってくる。このバランスはATH-CKS70に似た感じがある。ボーカルものを聞くのにちょうどよく調整しているのか。普段、どちらかというとジャズ、フュージョンといったインストものを良く聞くが、そういった観点ではクリアな音質、定位感がよい。大人しくバランス良く聞けるといったところであろうか。
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AD変換記 -2- (製品編) [音響機器]

同名のタイトルで書いてから4ヶ月ほどが経ってしまったが、その2回目。前回は、AD変換デバイスを利用した工作経験からその方式、性能について書いた。今回は製品として見てきた機器について書いてみたい。

・Masscomp(マスコンプ)
懐かしい響きである。米MASSCOMP社による高速信号取り込み機能を持つ計算機。脳波や心電図等のアナログ信号を、サンプルしディジタル量に変換する機能を持つワークステーション。分解能は、入力±5V,±10Vに対し、12 or 16bit、最高サンプル速度は、333KHz to 2MHzをそれぞれ選択でる。複数のアナログ信号をマルチプレクサにより1個のAD変換装置で1ch、2ch…と高速に切り換えながらサンプリングする。その際、多chのアナログ信号をマルチプレクサでAD変換すると、1chと最後のchにサンプリングの時間差が生じるため、サンプル・ホールドによりアナログ信号を一時的に固定する(2MHzADCで64μs)。

・DASBOX(ダスボックス)
多くの音響研究者は使ったことがあると思う。ワークステーションにボード経由で接続し、多チャンネルでAD/DA変換できるインターフェースボックス。AD変換器は、分解能12、16、24ビットの3種、ユーザーの使用目的やシステム規模に合わせ最適なモジュール選択ができる。タイムベースに8.0000MHz(時間軸分析用)、8.1920MHz(周波数軸分析用)、6.1440MHz・5.6448MHz(デジタルオーディオ用)の水晶発信子を内蔵し、目的に合わせて最適なサンプリングクロックが使用できる。近年様々なAD変換機器があるが、このように自由度が高い設定ができるのはなかなかほかに無い。しかし、自由度の高いパラメータで得られたデータを処理するには、当然特別な(自作の)プログラムが必要になる。

・計測ボード
中部電機(http://www.chubu-el.co.jp/)は測定用のボードを多く出している。ここのAD変換ボードを利用したことがある。工場オートメーション用、あるいは品質管理用の用途が多いのか、12ビットの分解能の製品がメイン。もちろん16ビットの製品もある。12ビットだと4チャンネル、あるいは8チャンネルADが可能。16ビットだと2チャンネルになる。16ビット版の性能は、2チャンネル 差動入力、同時変換 10μSec、入力電圧範囲 ±10V、入力ゲイン 1,2,4,8倍、レベルトリガー機能、外部クロックログ同期があり、多チャンネルで取り込みたい場合には複数のボードを同期させて動作させる必要がある。どこまでいけるかはメーカへの問い合わせが必要だが、以前は2〜3枚を同期させて、1チャンネルDA出力、4チャンネルAD入力を動作させた経験がある。パベック(http://www.pavec.co.jp/index_products.htm)は、測定用のAD変換ボードをパッケージにした製品を多く出している。16ビット、24ビットの量子化ビット数に対応し、25Hzから200kHzまでのサンプリング周波数が選択できる。多チャンネル入力の場合には同時入力を謳っており、音声研究用の、8kHz、16kHz、32kHz、44.1kHz、48kHz、50kHz、88.2kHz、96kHz、100kHzなどで正確な周波数でサンプリングが可能としている。
その他、AD変換ばかりでないが、音響信号処理ハードウェアでは以下のメーカの方々にお世話になっている。
・ARI(http://www.ari-web.com/product/index.htm
・Redec(http://www.redec.co.jp/
・SALogic(http://www.salogic.com/

・その他製品
Digidesign AudioMediaはプログラム制作(音楽録音等)向けにMacintoshベースで動作したサウンドカードの先駆けといえる。2chの入出力(AD/DA機能)を備え、128倍のオーバーサンプリングによるΔΣ変換による信号取り込みで18〜24ビットの量子化ビット数に対応する。Sound Designerというソフトでコントロール、波形編集できる。その後Pro Toolsとなって90年代前半までなじみ深いシステムであり、ユーザインターフェース(使い勝手)的にはマウスベースのPCベースのシステムであったが、当時としては先進的で、かつ、リニアリティ(入力電圧に対して直線的に量子化(データ化)されるか)が優れていた。その後、オーディオインターフェース、ソフトウェアとも進化を続け、888I/Oなどを経て、いまはProToolsHD+192 I/Oとなっている。これらに関して、当時のC社S氏、また、D社のK氏に大変お世話になった。YAMAHAからはなじみ深い製品が多くある。AD変換に限って言えば、AD2Xは量子化ビット数19ビット、サンプリング周波数48kHz/44.1kHz、全高調波ひずみ0.0018%以下、S/N比110dB以上、周波数特性20Hz~20kHzという性能で、80〜90年代によく利用した。8chバージョンのAD8Xもあった。その他、Panasonic WZ-AD96は8chの24ビット、96kHzサンプルまで可能。最近(2000年以降)RMEの製品をよく見る。Fireface800は24ビット、192kHzサンプルまで対応する28チャンネルオーディオインターフェースである。マイク入力もあるので、簡単な実験収録などではFirewireを持つPCとこのI/Oで対応できてしまう。業務用のADコンバータとしては英国dCS社(902など)、米国Lucid(88192 など)いろいろある。GRACE(m201)といのもある。また、DAD(デジタル・オーディオ・デンマーク)のAD/DAコンバータは44.1kHzから384kHz DXDまで対応可能という強者。

特に、最近はUSBオーディオインターフェース等、簡単に音をデジタル化して取り込むことができる機器が多くあるが、基本的には、サンプリング周波数と周波数特性、量子化ビット数とダイナミックレンジ(ノイズレベル)、入出力されるチャンネル数であろう。周波数特性がフラット(各々の周波数に対して同等のレベルでデジタル化されること)はもちろんのこと、特に、注意すべきは、必要な量子化ビット数とリニアリティ、つまり、入力電圧に対して0から最大のビット数まで直線的に量子化(データ化)されるかであろう。多チャンネルの場合にはそれぞれのチャンネルの信号が正確に同時に入力できているか、これも大切であろう。これに時間差がつくと、デジタル化した後も正確な処理ができなくなる。ちょっと前になるが、いくつかのオーディオインターフェースの性能を比較した結果が報告されていた。興味がある方は下記のURLを参考にされたい。中には「5枚のサウンドカードの周波数特性、チャンネル間のレベル差、ダイナミックレンジの測定結果です(中略)その違いは歴然。ここでは出していないものの中には、サンプリングクロック周波数のズレが極端なものもあります。」とある。
http://www.asj.gr.jp/qanda/answer/160.htm
http://www.acoust.rise.waseda.ac.jp/publications/happyou/asj/asj55-5-1999.pdf
http://www.noe.co.jp/technology/18/18inv1.html
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Pro Tools導入 [音響機器]

ついに我が家にPro Tools 8.0(LE:Mbox)を導入した。以前から仕事で長く使い続けている使い慣れたインターフェースはよい。
加えてフィジカルコントローラとしてFrontier社のalphatrackを使用。こちらもなかなか。
iMacMacOS X 10.6.1(Snow Leopard)という環境で、最初のPT8.0のインストール終了時にえらく待たされた(「あと1分程度」の表示のままやく15分ほど待たされる)。さらに、8.0のままでは起動せず、DigidesignのサイトからSnow Leopard対応の8.0.3をダウンロードしてアップグレードしたら正常に起動。めでたし!!3286984
早速、会社の演奏会での録音を編集っと。
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AD変換記 [音響機器]

部屋を整理していたら、学生時代の頃の電子工作の資料が出てきた。音の電気信号をデジタル処理するボード製作についての資料だ。そもそも音には小さい頃から興味があって、カセットテープにラジオや自分の演奏など、いろいろ録音しては、ダビング編集したり、音質調整といったにわか処理をしていたが、音をデジタル処理する機器の製作に初めて本格的に関わった経験となった。そのときの製作のメモには、
 ・AD変換は16ビット量子化処理は14ビット、Fs = 32kHz(帯域幅15kHz)、16kHz(帯域幅7kHz)
 ・Pre-Emphasis回路(CCITT J17の特性の回路)を組む。
 ・Pre-AMP部、高インピーダンス(10kΩ)、100Ωバランス・アンバランス、クリッピングレベル+12dB
 ・LPF 入力3kΩ、入力範囲 0~3Vrms、利得1、出力インピーダンス 0Ω
 ・S/H(74LF398)→A/D→FIFO(NEC μPD42532C(4kBで出力許可とする))
とある。「なんのこっちゃ?」、専門用語の羅列になってしまっているが、一般的にマイクロホンなどによって、電気信号に変換された音をデジタル化するには「AD変換(アナログ-デジタル変換)」という処理が必要であり、
 ・積分型:一定時間入力電圧を0Vから積分し、入力を切り替えて一定の基準電圧で逆方向に積分、0Vに戻る
      までの時間、一定周期のクロックをカウントする。積分器により入力電圧に比例する時間幅を作り、
      この幅を一定速度でカウントしてディジタル値を得る。高精度だが、変換速度が遅い。
 ・逐次比較型:逐次比較レジスタを0にして、まず最上位ビットを1にして比較器の出力が変化しなければ
      そのまま、変化したら0に戻す。一つ下のビットを1にします。この操作を最下位ビットまで行い
      変換終了となる。入力電圧と一致するようなDA出力になるDA入力値を探しだし、その値をAD
      変換値として出力する。AD変換中に入力信号が変動すると正確なA-D変換結果は得られず、必ず
      入力信号をサンプル&ホールドする必要がある。
など、様々な方法が考案されて、その処理が施されている。普段耳にするCDの音やデジタル放送の音はあらかじめ制作段階でAD変換された後、処理・編集されて私たちの耳に入る。AD変換はデジタル処理の入り口に相当する重要な部分である。今となっては、24ビット量子化、サンプリング周波数も96kHz、192kHzと、その周波数範囲は最大96kHzと人間の可聴周波数範囲(20Hz〜20kHz)を超えるAD変換処理も当たり前になっているが、当時としては16ビット量子化サンプリング周波数32kHzはなかなかである。さらに、当時のメモには、SONY社製 CX20018、バーブラウン社製 PCM56P、PCM78、PCM77、PCM75、アナログデバイス社製 AD ADC71/ADDC72などの製品名が列挙されており、記憶が定かではないがこれらを吟味して選んでいたと思われる。
この中で、アナログデバイス社製、16ビットADコンバータAD ADC71/ADDC72は、リファレンスおよびクロック内蔵の16ビットADコンバータで、最大非直線製誤差±0.0003%、高速変換35μs(14ビット)、消費電力645mW(Typ)。バーブラウン社製16ビットAD/DA兼用型コンバータPCM77は、16ビットAD/DA変換両方に使用可能。高精度・低歪率:THD0.008%、高速変換8μs、消費電力665mWとある。特に後者は16ビットをフルに変換できる能力を有するばかりでなく、8μsという短い変換時間はオーディオ用途に十分であり、当時の製作にはPCM77を採用したのではなかったか...。
だいたい15~20年くらい前、CDやDATなどに音をデジタル化して収録するなどして、デジタル音響信号が簡単に扱えるようになってきてはいたものの、コンピュータに取り込んでそれらを処理しようとすると、特殊なハードウェアや、大きな計算機が必要だった。現在は、AD変換チップも小型、集積化され、機器も小型で安価になったので、とても手軽に音をデジタル化して扱えるようになった。ちょっとした、思い出話になってしまったが、今日はこれにて終了としたい。

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カナル型ヘッドホン(CX300とATH-CKS70)続報 [音響機器]

この表題で以前書いてから2ヶ月あまりが過ぎ、ATH-CKS70もかなり聞きこなして、エージングも十分という感じになってきた。一方、パットを無くしたCX300は、SONYのイヤーピースEP-EX1をネットで購入し、その「M」サイズを装着して快適に使用できる状態になった。と、いうことで、改めて両者を聞き比べてみた。
Jaco Pastorius Big Bandの「Elegant People (from Word of Mouth Revisited)」では、以前に比べてATH-CKS70のバズドラムがずいぶんと締まった感じがする。ベースとバスドラムがブレンドしてしまうという感覚は以前に比べて少ないが、ベースがやや大き目に感じられる印象が残る。ベース、ホーンとも以前と同様グーンと前に出てくる感じ。タムのコントラストが良い。Weather Reportの「Birdland (from Heavy Weather)」は、以前と同様、ATH-CKS70のシンセベースが太くていい感じで、パーカッションの定位とバランスはなかなかよい。冒頭のタンバリンの16分は、スピーカで聞いたときと同様、やや左奥に感じられるあたりが絶妙。また、絢香の「おかえり(from Sing to the Sky)」では、以前よりCX300とATH-CKS70のバランスの違いは無いと感じるものの、依然、ATH-CKS70はボーカル、ギターなど中域の成分が比較的前に出てきて迫力が出る感じ。個人的にはCX300の方がバランスがよく、音質も冷静に判断できて安心して使える。落ち着いて聞くとき、インストはCX300がいいかな。一方、楽しんで聞きたいとき、特にJ-POPのボーカルものはATH-CKS70がよいかと思う。
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カナル型ヘッドホン(CX300とATH-CKS70) [音響機器]

いままで使っていたカナル型ヘッドホン(イヤホン)、SENNHEISER CX300のイヤーパッドがたびたびとれて、ついに大、中と無くしてしまい、小をつけているがこれがいまイチ耳にマッチせず。SENNHEISERのショールームに行って相談できるのも少し先の話になりそうなので、急遽代わりのヘッドホンを購入。以前、CX300はApple Storeで購入したが、今度は移動途中のヨドバシカメラに入った。ヘッドホンコーナーは最近の携帯型オーディオブームに合わせてかなり充実。その中でオーディオテクニカとソニーの製品が目立っていた。選ぶ時間も十分無く、価格帯と新製品であることから、オーディオテクニカのATH-CKS70を購入。早速使用したところ、大きさがCX300に比べると大きくなったが、その代わり安定感があって、耳にもほどよくフィットして装着感はなかなか!、ただ、ちょっと音の印象が違ったな、ということで、CX300との比較を。なお、ATHの方はエージング(本当に必要なのかわからないが)が不十分なので、印象が不確かなところもあるが。

仕様は、

形式:
 CX300:ダイナミック型
 ATH-CKS70:ダイナミック型
周波数特性:
 CX300:18Hz - 21kHz
 ATH-CKS70:5Hz - 24kHz
インピーダンス
 CX300:16Ω
 ATH-CKS70:16Ω

といったところ。再生できる帯域がATHの方が広いのが印象的か。

印象は、CX300がバランスがよく、大人しい印象。ドンシャリといえばその傾向があるかもしれないが、シンバル系の音の粒立ちがよく、ベースとバスドラムが程よくセパレートする。一方、ATH-CSK70の方は、低域再生用の「サブチャンバーメカニズム」を搭載し、2つの空気室(チャンバー)を設けることで低域再生能力の向上を図っている点が特徴とされるものの、低域はややもっさり感じられ、ベースとバスドラムがブレンドしてしまうこともある。CX300に比べて中域が強調され、ギター、ボーカルが前に出てくる。高域のバランスはなかなかで、パーカッション、シンバル系の粒立ち、定位はなかなかと思われる。インスト音楽として、Jaco Pastorius Big Bandの「Elegant People (from Word of Mouth Revisited)」ではホーンがグーンと前に出てくる一方で、ベースとバスドラムがブレンドしてしまう。バスドラムは音としてではなく、感覚で聴き分けるという感じになってしまう。しかし、Weather Reportの「Birdland (from Heavy Weather)」では冒頭のシンセベースが太くなっていい感じで、パーカッションの定位とバランスはなかなかよい。また、ボーカルが入ったサンプルとして、絢香の「おかえり(from Sing to the Sky)」ではボーカル、ギターが前に出て迫力が出てくるが、全体的に定位が若干中央に集中してしまう印象を受けるのに対し、Stingの「Shape Of My Heart」では、シンプルなバンド構成ゆえに定位の集中は感じられず、むしろボーカルがぐっとしまって前に出るのが印象的だ。

いずれもコストパフォーマンスはかなりのものと思われる。ATH-CKS70ももう少し聴きならしてからまた振り返ってみればと思う。それまでに、CX300のパッドも補充して改めて聴き比べられれば。

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モトローラ S605 [音響機器]

モトローラのS605というBlueToothヘッドホンを購入しました。
AV Watchでのニュースを見て、衝動買いでした。
Amazonで13500円でした(送信機となるiPodアダプタ
とのセット価格)。
動機は、(1) iPod Touchベルトから下げて聞いていたが、重いのでワイヤレスヘッドホン
もいいか!?と思ったこと。(2) FMによるワイヤレス機器は、以前カーオーディオに音楽を
飛ばす装置を使っていたことから、接続の安定性、音質について多少不安がある一方で、
BlueToothであれば期待できるということ。また、(3) 受信機にFMラジオがついていること、
(以前使用していたFMラジオ付きヘッドホンがiPod Touchには対応しなかったので)です。
使ってみたら、音質はなかなか。カバンの中にiPodを入れながら、身につけるのは
軽い受信機のみなので、動機(1)についてはまあまあ満足。しかし、BlueTooth機器は
だいたいそうなのかもしれないが、接続に時間がかかるのが微妙なところ。多分、接続に
3秒程度だと思うのだけれど、体感的には5〜10秒くらいかかる感じがする。
一応、受信機からiPodをコントロールもできるが、ボタンを押してからの反応にも時間が
かかるので、結局、カバンからiPodを取り出して、本体の動作状態を確認してしまうことも。
結局、本体側を操作した方が確実、かつ安心といったところ。
FMラジオは機能としてはついているいるものの、中央の音像の定位がやや右によっていて、
ボヤッとした感じ。BlueTooth経由の音質とは雲泥の差。ということで、(3)については
不満がのこった。いざというときに、ラジオをぱっと聞けるのにはよい、という程度。
さて、(2)の音質については、BlueToothの伝送系はよいものの、付属のヘッドホンは
いまいち。いわゆるIntraconcha型のヘッドホンだが、隙間ができてしまうと、低音は
ほとんど聞かれず、定位もいまいち。耳覆い型や、耳当て型のヘッドホンについても言える
ことですが、ヘッドホンと耳(頭部)との隙間ができると、その隙間がちょっとでも、
数百Hz以下の特性が落ちてしまい、低音の再生に不満が出てしまうのです。そこで、
ヘッドホンは従来から使っている ゼンハイザーのCX300をつないで使ってます。これだと、低音も十分再現され、
満足のいく音質で楽しめます。こちらは、最近のいわゆる「カナル型」というタイプ。
耳の穴にゴムのパッドを挿入するので、隙間ができにくいことから、外の騒音もカットされ、
低音の再生にも有利。ただ、外を歩いていると風切り音が気になるところは玉にきず。
また、コードが揺れるとその振動音もダイレクトに耳に届いてしまうのですが、こちらは、
BlueTooth受信機を胸のポケットなどに入れてコードを短くまとめれば回避できます。
これも、ワイヤレスにした効能か。
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